高校受験、私立高校の選び方についてです。
今年(2020年)はコロナの影響で通常とは状況が違ったり、住んでる地域や希望の進路などでも各家庭ごとに事情が異なると思いますが、
昨年私立高校受験を経験して親目線で感じたことが何か参考になればと思いまとめます。
我が家の場合
・福岡県在住、男子
・将来は大学進学希望
・第一希望は公立高校なので私立は滑り止め
という状況。
夏休み後半~秋にかけて各高校で行われる
オープンスクールに行き、
偏差値等考慮しつつ実際に見学した雰囲気等で
本人の希望で受験する私立高校を決定しました。
結果的には合格したのですが、
願書を出してから本番~合格発表までの間、
実は結構ヒヤヒヤしまして…
受験までは、
12月の初旬に三者面談で受験する私立高校を決定
→本番は1月末
というスケジュール。
我が子は決定後に過去問を解き始めていたのですが、なかなか苦戦していた様子。
そして思ったのは
「少しでも先に過去問を解いてから受験校を決めるように促すべきだった!」
ということ。
地域にもよりますが、公立はどの学校を受けても問題は県内共通、
という場合が多いですよね?
福岡県もそうです。一般入試の問題は進学校もそうじゃない学校も一緒で、
難易度が極端に高いような問題は入っていない、
もし入っていても全体に占める割合はわずかです。
一方、私立は学校によって傾向が異なり、
進学校の中には難易度の高い問題の割合が高く、
過去問対策が必要な学校もあります。
そしてある程度偏差値が高い子が受験するにも関わらず、公立の問題よりも難しいために平均点も低かったりもします。
(高校によってはホームページなどで受験者の平均点が公開されていますので、それをチェックすると参考になります。)
入試問題が難しめとされる私立進学校を受験することにした我が子の場合、
「合格圏内の得点が取れていても、いつもの模試や学力テストより点数が低くなるため、難しい問題だとわかっていても不安になる」
「対策に時間がかかり負担感がある」
という状態に陥ってしまいました。
おそらく点数差をつけるために、ちょっとクセのある、意地悪な問題が多めなんですよね。
難易度高いからって負けないもんねー!
よっしゃやったるでーー!
みたいな燃えるタイプの子なら大丈夫だと思います。
一方、偏差値が同じくらいでも、学校によっては
「公立高校の対策と同じで大丈夫です」
という私立もありました。
(その学校はコースが多かったので受験者の偏差値が幅広いのだと思われます)
以上の我が家の体験から、受験する私立高校を決める場合は偏差値だけではなく、
「その学校がどんな問題を出題するか」
を事前に知っておくことをお勧めします!
過去問は書店で販売もされてますし、メルカリ等でも手に入ります。
体験入学時等でもらえる場合もあるので、受験生は一部だけでも実際に解いてみてから受験校を決定しましょうね!